
雪山を自転車で駆け巡れ*スノーサイクリング&おすすめファットバイク
雪でも自転車を楽しもう
寒い冬、皆様いかがお過ごしでしょうか?
2019-2020のウィンターシーズンは雪不足もあってか、スキー場のオープンが例年より遅くなっています。ということは、まだまだ峠を攻めれるのでは??なんてお考えの皆様、もちろんそれも楽しいですが、雪でも自転車を楽しんでみませんか?
日本では2015年ころから流行り始めた「ファットバイク」があれば、雪山だって立派なサイクリングのコースとなります。
この記事では「スノーサイクリング」やファットバイクについて書いていきますので、ぜひ冬のサイクリングの参考にしてみてくださいね!
スノーサイクリングとは
スノーサイクリングとはその名の通り雪の中のサイクリングのこと。ファットバイクと呼ばれるタイヤの太い自転車を使えば、雪道でもサイクリングが可能!
雪の上を走るだけでもなかなか無い体験となりますが、雪景色の中を走る爽快感はいつものサイクリングとはまた違う感動を与えてくれます。
いつものサイクリングロードに雪が積もっていればそれでも良いですが、せっかくならスキー場などでのツアーに参加するのがおすすめ!
編集部おすすめのスノーサイクリングツアーをご紹介します!
那須岳スノーサイクリングツアー

極太タイヤを履いた、今話題のファットバイクをレンタルして、そのままゴンドラに乗せ、頂上の林道へGO!
ライドエクスペリエンスがマウントジーンズ那須で開催する、冬だけの雪上サイクリングツアーです。
ブナの巨木が並ぶ雪の林道をサイクリングして、素晴らしい眺望を眺めに行こう!
<体験ツアー内容>
日程 | 2020年1月5日(日)〜3月22日(日)の毎日(特定日を除く) 午前:9:00〜9:30受付 11:30解散 午後:12:00〜12:30受付 15:00解散 |
集合場所 | マウントジーンズ那須ベースロッジ2階 インフォメーションカウンター前 |
参加料金 | 6,500円(ご自分の自転車・ヘルメット持参の方は5,500円) |
参加料金に含むもの | ガイド、レンタルバイク(ファットバイク/MTB)、ヘルメット、ゴンドラ往復料金、保険、消費税 |
参加資格 | ・初心者〜初級者向け ・身長150cm以上 身長120cm〜150cmのお子様のご参加をご希望の場合には、別途貸切料(¥2,000)を追加の上、ご家族/グループ貸切にてお楽しみください。(身長120cm未満のお子様はご参加不可) |
最大定員人数 | 10人 |
最少催行人数 | 2人 |
支払い方法 | 当日受付時に現金でお支払いください。 |
お問合せ先
ライドエクスペリエンス ツアーデスク
0287-69-6331
〒329-3222 栃木県那須郡那須町寺子丙3-105 那須サイクルベース内
受付時間:9:00 – 18:00
E-mail:info@ride-experience.com
那須岳スノーサイクリングツアーではファットバイクなどのレンタルも可能!最低限の持ち物だけ準備していけば雪景色の中でのツアーを楽しむことができます。
もし自分でファットバイクを所有したい場合はぜひ後述の内容をご覧ください!
ファットバイクとは?
ファットバイクとはファット(太い)なタイヤを持つ自転車のこと。
普通の自転車の倍近い太さのタイヤになり、太いものでは4インチ前後のタイヤ幅があります。
始まりは1990年代のアメリカのようですが、メジャーになり始めたのがSurly(サーリー)からPugsley(パグスレー)というモデルが発売された2000年代中ごろ。Surlyは既存のMTBのパーツと互換性を持たせることによって、一般的な自転車店でも取り扱いできるようにしそれが広まるきっかけにもなりました。
もちろんその極太タイヤを装着するためのホイール、フレーム・フォークなどファットバイク独自の規格のものではありますが、その他のブレーキや変速などはMTB規格の為、カテゴリー的にはMTBに属します。
ではどんなところで走れるのか。もちろん舗装路などもOKですが、極太タイヤを活用した雪道や砂利、砂浜などMTBやほかのバイクでは走りづらいところを得意とします。
おすすめファットバイク
今では様々なファットバイクが販売されていますが、どれを選べばいいのか?
俗にいうルック車と呼ばれるモデルは、ブランドのファットバイクと比べて価格はお手頃なのですが、性能は劣ります。(中にはコスパの良いものもあるとは思いますが…)
せっかくファットバイクを買うのに、オフロード走行に適さないファットバイクもあるようですので注意しましょう。タイヤが太いだけではオフロード走行はできません。安定した制動力のブレーキが必要であったり、防水性の高いパーツ構成、ハードな走行に耐えうるスペックでないといけません。
(私の周りでは一度砂利道を走っただけで、回転系に異音がするようになったという声もありました。)
またフレームの素材も変わってきますので、総重量が変わってきます。
見た目の通りファットバイクは漕ぎ出しなどが重たいため、できるだけ軽量が良いことは確かです。
モデルによっては5kg以上重量が違うなんて言う場合も。
選ぶ際は価格や見た目も重要ですが、しっかりとパーツ構成や性能を見極めたうえで選びましょう。
Surly PUGSLEY

価格(税込) | 291,280円 |
タイヤサイズ | 26×4.3 |
2000年代初頭のころ、SURLYの開発スタッフは、普通のトレイルや舗装路を走るだけでは、もはや満足できない自分たちの欲求に気付きました。そして、極寒の地である冬のミネソタの氷結路や雪上、夏場にはビーチを走れるような自転車が作れないものかと模索し始めました。その答のひとつが、タイヤとリムを太くすることでした。ラージマージリム、エンドモーフタイヤという、それまでにはほぼ存在しなかった極太リムとタイヤを発売。続いて、世界初となる量販ファットバイクフレーム=PUGSLEYをリリースしました。
パーツの選択肢が広い135㎜のハブを使えるうえ、装着できるタイヤの種類も多く、旅やツーリングのための装備をたっぷりと搭載できる新型PUGSLEYは、しなやかな乗り心地で、ワクワク感に満ちたあなたの冒険心をサポートしてくれることでしょう。
Surly ICE CREAM TRUCK

価格(税込) | 316,800円 |
タイヤサイズ | 26×4.8 |
Ice Cream Truckは、未知のトレイルへ繰り出すための特別な1台です。従来のキング・オブ・スノー・バイクという位置づけから、トレイルにおける走行性能をよりよくするために、最新の技術でデザインされています。
さらなる走りの世界を追求した新型 Ice Cream Truck。テクニカルな地形、岩、根、ジャンプ、バームなど、走るほどにそのフィット感とコントロール性能を体感できるため、ひょっとするとスピードを追求したくなるかもしれません。
Surly WEDNESDAY

価格(税込) | 244,200円 |
タイヤサイズ | 26×3.8 |
MY2020のWednesdayは、新色Blue Mondayで登場。パーツスペックでは、リアディレーラーにSRAM SX Eagle 1x12Tを新採用。タイヤは、SURLY Nate 26x3.8”、60tpi、Tubeless Readyにアップグレード。ブレーキはTektro HD-M275/M276油圧に。トレイルライドにおける戦闘力をアップしました。
ちなみにSurlyが最初に手掛けたファットバイク=Pugsleyは、映画『アダムス・ファミリー』に登場する長男の名前に由来します。太めでヘンテコなその姿がイメージとピッタリだったのです。そして、Wednesdayは、アダムス家の長女の名前です。そう、Pugsleyのお姉さんってことなんです。
KONA WOO

価格(税込) | 258,500円 |
タイヤサイズ | 26×4.8 |
その名前が示すように、Wooは楽しむためのバイクです!この究極のファットバイクは、他のKonaファットバイク持つ優れた特徴をうまく組み合わせて作られています。Wozoフレームに、3箇所のパック用ケージマウントを備えたまったく新しいカーボンリジッドフォークを搭載。
SRAM SX Eagle 12速ドライブトレインは、26インチのSun Ringle Mulefut 80mmチューブレスリムをドライブします。Vee Rubber Snow AvalancheおよびSnowshoe XL4.8インチタイヤは、雪、泥、砂などどんな路面にもパワーを伝達し前に進みます!
SALSA CYCLES MUKLUK SX EAGLE

価格(税込) | 291,280円 |
タイヤサイズ | 26×4.6 |
その汎用性の高さから、多くの人に支持されるMUKLUK。
充分なタイヤクリアランスとALTERNATOR DROPOUTの組み合わせは様々なタイヤサイズにカスタム可能で、29×3.0”や27.5×4.0”に対応します。
MUKLUKのアルミフレームにはダブルまたはトリプルバテッドの熱処理された6066-T6アルミニウムが使用されています。
6066-T6アルミニウムは6061アルミや7000番台アルミニウムよりも強度と金属疲労で優れた特性があり、より強く・より軽いフレームとなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
なかなか寒いといつものロングライドがおっくうになってしまいますが、冬は冬で自転車の楽しみ方があるんです!
まずはツアーなどから初めて、徐々に自分のペースでファットバイクを楽しむのも良いかもしれません。
さあ!冬も自転車で楽しみましょう!