ミニベロが欲しい!プロ目線で6ブランドから本気で選ぶ!!

本気でミニベロを選ぶ!?

こんにちは、harutoです。

突然ですが、キッズバイクは一旦休止して、本気でミニベロを選びたいと思います。現在、 LOUIS GARNEAU のBOOMという24インチのクルーザーに乗っているのですが、奥さんも頻繁に乗るようになり、それならば20インチのミニベロを購入しようと思い立ち。

因みに、ここでのミニベロの定義は以下の通りです。

  • ホイールサイズは20インチ以下の小径車
  • 折り畳みは機能無し

また、「プロ目線」とは、私自身が自転車販売店で5年以上勤務していましたので、一応「プロ」とさせて頂きました。

何を基準に選ぶ!?

選ぶうえで大切なのが、基準作りです。

まずはなぜミニベロなのかというと、サイズ的に男女兼用ができるから。身長差が約20cmある為、クロスバイクの兼用は考えませんでした。また持ち運ぶことは無い為、折り畳み機能も不要です。

では、ミニベロを選ぶうえで何を基準にするのかです。

  • スピードは求めて無いため、変速機能は多くなくていい
  • 男女兼用の為、またぎやすい方が良い
  • 持ち運びはしないが、重量は軽い方がいい
  • デザインが良いものがいい

おおまかに上記の項目が重要なのですが、もう一つ

  • ランニングコストやメンテナンスを考えると、パーツのグレード、互換性、規格、フレームの質にはこだわる

意外と重要視しているのがこの項目です。もちろん安くても良いものはたくさんありますし、大切に使用すれば長く乗れます。ただしこれまでの経験から、自転車は「乗り物」なので、それなりの規格に合格しているものを使うことによって「安心」を買うという側面があります。

実際に選んでみよう!

では、実際に選んでみたいと思います。

今回は自分の中により明確な基準を作るために、有名自転車メーカーから選んでいきたいと思います。これまで幾多のメーカーの商品を実際に見てきましたが、自分の中での平均値が高いメーカーからピックアップしていきます。

BIANCHI(ビアンキ)

定番のMINIVELOシリーズは2020モデルのラインナップには無く、「Lecco」のみとなっています。MINIVELOシリーズはとても優秀ですが、個人的にはLeccoの方が好きです。

モデル名Lecco
変速機能フロント:無し リア:7速
重量約10.2kg
フレーム形状スローピング
シマノ製パーツ多数仕様、フレームに補強あり

安定の造りといいますか、可もなく不可もなく、基準となり得る1台です。変速機能はシンプルにリアのみ、重量はほどほどですが、クロスバイクでよくみられるスローピング形状のフレームに補強ありですので許容範囲内。後々のオプション取付を可能にするねじ穴があることはプラスポイントです。

BRUNO(ブルーノ)

BRUNOもBIANCHI同様、ミニベロが有名ですが今回はその中で「MIXTE F」を選択。やはりミキストフレームというところが他のメーカーとの違いでしょうか。

モデル名 MIXTE F
変速機能 フロント:無し リア:7速
重量約10.3kg
フレーム形状ミキスト
シマノ製パーツ仕様、カラーも豊富

乗り降りしやすいながらも都会的なデザイン性が高い!BRUNOの魅力はそこでしょうか。ブランド自体もコンセプトを大切にしていて、それぞれの自転車にストーリがあるイメージです。オプション品もおしゃれですが、カンチブレーキというところが評価の分かれ目になる可能性があります。

RALEIGH(ラレー)

Raleighは英国のブランド。美しいクロモリバイクが魅力のメーカーです。その中で選択するなら、「RSM RSW Sport Mixte」です。

モデル名 RSM RSW Sport Mixte
変速機能 フロント:無し リア:8速
重量約11.4kg
フレーム形状ミキスト
451ホイールサイズで走行も快適

これぞミキストというフレーム形状。ミニベロの中では走行性に重きを置いたモデルで、将来的なギア周りのスペックアップも可能。車体と合ったマッドガードやセンタースタンドも標準装備。溶接も美しく、独特のクラブグリーンカラーも他にはない魅力。

FUJI(フジ)

意外と皆さん選択肢に出てこないのが、FUJIでしょうか。伝統あるブランドですが近年は若者向けの商品が多い印象です。

モデル名 HELION
変速機能 フロント:無し リア:8速
重量約10.0kg
フレーム形状ホリゾンタル
シマノパーツ&オリジナルパーツが多数

元々はレースバイクを主に販売していたメーカーですが、近年ではFEATHER(フェザー)など大ヒットのピストバイクを製造しているブランドです。ホリゾンタルフレームなので、女性には乗り降りしずらくスポーティですが、全体のバランス感覚がとても良い惹かれる1台です。

GIOS(ジオス)

フランスのバイクメーカー「GIOS」。ジオスブルーと言われる綺麗な青が特徴的。ミニベロも様々なモデルがラインナップされる。

モデル名 MIGNON
変速機能 フロント:無し リア:8速
重量約10.2kg
フレーム形状ホリゾンタル
シマノパーツメインのキャリパーブレーキ

乗りやすさで言えば、ミキスト形状のPULMINOですが、ジオスブルーのカラーラインナップが無い為、惜しくも選考外。FUJIの都会的なカラーリングか、伝統のジオスブルーか。ホリゾンタルで選ぶとすればこの2ブランドから、という理由から選考。

LOUIS GARNEAU(ルイガノ)

カナダの自転車メーカー「LOUIS GARNEAU」。ハイエンドからキッズバイクまでほぼすべてのカテゴリでバイクを製造している世界的メーカー。

モデル名 EASEL 7.0
変速機能 フロント:無し リア:8速
重量約12.6kg
フレーム形状スローピング×ミキスト
少し重いが造りや付属品は合格点

MVシリーズからEASELシリーズへ。MVシリーズで根強いファンから指示されたモデルを出していましたがEASELシリーズではリアキャリア一体型の8.0もラインナップ。捨てづらいが、シンプルな形状が好みの為、7.0を選択。他と比べて少し重いが、変わらぬスタイルは魅力的。

勝手にランキング!

第1位

乗りやすさをを重視して第1位はルイガノに決めました。フレーム形状はもちろん、タイヤの太さも決め手の一つです。適度な太さである程度の悪路や段差も気にせず乗れそうです。重量は他の車両と比べてやや重めですが、許容範囲。

第2位

第2位はジオス。ホリゾンタルで乗り降りはしづらいですが、ジオスブルーと呼ばれる青は本当にきれいです。

第3位

平均的に上位のビアンキが第3位。パーツ構成やカスタム性など、さすがのビアンキと思わせるつくり。やや金額が高いのがタマニキズ。

第4位

正直1位でもいいのですが….というブルーノが第4位。バランスは良いのですが個人的にはカンチブレーキがネックとなりこの位置です。

第5位

スポーティに走ることをメインにすれば1位かもしれないフジが第5位。走行性能や都会的なディテールはこのジャンルの中では秀逸。残念ながら今回の基準ではこちらの位置です。

第6位

クラシックなラレーが第6位。こちらもバランスよく、デザインも素敵なのですが、トータルファッションで考えるとクラシカルよりポップな方が合わせやすいと考え今回は6位です。

まとめ

基準が変わればどの車両も1位にふさわしいモデルばかりでした。順位を付けづらい部分がありましたが、今回は基準に合わせて選んでみました。

これで求めるモデルは決まりましたので、あとは如何に安く買うか!笑

皆さんも自転車を選ぶ際は基準を決めてから検討を始めると選びやすいですよ!高い買い物なので、長くちゃんと乗ってあげたいですしね。

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