
マストなクロスバイクはどれ?編集部おすすめ*有名5ブランドをランキング!
クロスバイクのNo.1を決めてみる!?
こんにちは、CHARICLAP編集部です。
スポーツサイクルが定着し始めて数年、すっかり自転車購入の選択肢の一つになっています。クロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクやe-BIKEなど、最近では様々なブランドから様々な自転車が販売されています。
その中でも始めやすさNo.1はやっぱりクロスバイクですが、こちらも様々な商品がありどれを選んで良いのか迷ってしまいますよね。
そこで今回は「セミオールドファン」向けクロスバイクNo.1を決めてみたいと思います!
セミオールドファン?
まず、セミオールドファンというカテゴリですがこれは編集部が勝手に定義したもので、2000年代からの自転車ファンを指します。
自転車のブームというのは諸説あり、マウンテンバイクブームやBMX、ピストブームなど様々ありますが、クロスバイクに限れば2000年代中盤から徐々に勢力を拡大していると言え、ある意味今とは違った「熱い時代」だったと記憶しています。
どのブランドを候補に入れるか?
ここは難しい判断になりますが、一つの判断としてはセカンドマーケットでの流通量を参考にします(といっても体感ですが)
セカンドマーケットでの流通量が多いということは、全体の流通量も多いということ。また、セカンドマーケットでの需要があるということは、真にユーザーからの支持があるということ。
あくまでも体感となってしまいますが、編集部では後述の5ブランドに候補を限定して解説していきたいと思います。
5ブランドのラインナップ
では、どのブランドかをまずはご紹介
- GIANT
- TREK
- SPECIALIZED
- CANNONDALE
- BIANCHI
恐らくセミオールドファンの皆さんがブランド名を聞いただけで、クロスバイクのモデルが頭の中に出てくるのではないでしょうか?初めて買った自転車、憧れた自転車など、正直編集部スタッフも思い出話が尽きません。
それぞれを検証しよう
では、早速それぞれのブランドや有名モデルを検証していきたいと思います。
※編集部の独断と偏見が混じりますので、軽い気持ちで読んでいただければ幸いです(笑)
GIANT

<GIANT ESCAPE R3 2020モデルはモデルチェンジで新フレーム構造に >
FCRやCROSSシリーズ、それまでもクロスバイクのシリーズは発表されていましたが、GIANTの代名詞となる「ESCAPE」シリーズが発表されたのが2005モデルから。それまでの野暮ったさが残るクロスバイクカテゴリにおいて、細身のアルミフレームのスマートなデザインが高評価となり多くの台数が出荷されました。その後のESCAPEの躍進は周知のとおり、数多くのマイナーチェンジや派生モデルを経て今でも人気のモデルの一つ。

<初代 2005モデルのESCAPE R1 当時このモデルが42,000円で購入できたのは革命でした>

<2012シーズンに投入されたESCAPE AIRは10kgを下回る重量で話題に。隠れた人気車に!>

<2011シーズンに投入のRXシリーズ。ロードバイク並みの高い走行性能と快適な乗車姿勢を両立>
TREK

<TREK FX1 DISC 2020モデル FXシリーズは標準でディスクブレーキのラインナップ>
TREKのFXシリーズの数字がポイントを挟む形になったのが2006モデルから。GIANT ESCAPE R3はSRAM系パーツを使用し、アルミフレーム×クロモリフォークという構成に対し、TREK 7.3FXはSHIMANO系パーツを使用し、アルミフレーム×アルミフォークとよりスポーティーな構成だったのが印象的でした。BONTARGERで統一されたスモールパーツも魅力の一つ。純粋に「かっこいい」というのが当時の印象。

<2005モデル TREK 7300FX ポイントが入る前のFXシリーズ。>

<2006モデル TREK 7.3FX ポイントが入ったFXシリーズ、外観上の変化はほぼ無し>

<2015モデル TREK 7.3FX このころからよりスマートなフレームに、TREKっぽい>
SPECIALIZED

<SPECIALIZED Men’s SIRRUS 2020モデル 軽量A1 SLアルミフレームで軽快な走りを>
SPECIALIZEDといえばSIRRUSシリーズでしょう。SIRRUSも歴史は古いのですが、TREK同様、様々なグレードをラインナップしていました。当時から軽量で耐久性も高いA1高品質アルミ合金をしたり、上位モデルでは振動吸収エラストマーZERTS(ゼルツ)を搭載したカーボンフォークなど、他のブランドとは一味違ったモデルを製造していました。「走りを追求するならSIRRUS推し」と当時は個人的におすすめしていました(笑)ただ、少々マニアックのようで台数は出ているのですがセカンドマーケットでは他ブランドの方が一歩先といった印象が個人的に悲しい。

<2005モデル SPECIALIZED SIRRUS このころは他のブランド同様スタンダードな形>

<2005モデル SPECIALIZED SIRRUS COMP ゼルツカーボンフォーク搭載で話題に>

<2009モデル SPECIALIZED SIRRUS トップチューブがなだらかなラウンド形状へ>
CANNONDALE

<CANNONDALE QUICK DISC5 2020モデル 快適な乗車姿勢が可能なフレーム構造>
BADBOY?いや、QUICKです。個人的には当時のBADBOYはストリート向けのイメージで、クロスバイクとして見るならQUICKと判断。そんなQUICKですがデビューは遅く2009モデルから。他ブランドと比べると「マウンテンバイク」イメージが強いCANNONDALEから発表されたコンフォートタイプのバイクは当時話題に。フレームはスローピングがキツく設計されているの特徴。ヘッドチューブが長く設計していあるのでハンドル位置は高めで上体が起きた状態でライドが可能です。のんびり走れる乗車姿勢がCANNONDALEのイメージと離れていて入荷しては試乗を繰り返してましたね(笑)

<2009モデル CANNONDALE QUICK5 特徴のライザーバーはこのころから健在>

<2009モデル CANNONDALE QUICK1 カーボンバックにMavic Aksium Raceは戦闘機>

<2011モデル CANNONDALE QUICK4 グリーンが爆発的人気カラーに。今見ても良い>
BIANCHI

<BIANCHI Primavera 26 2019モデル トータルコーディネートされたデザインがイタリアブランド>
CAMALEONTE?ROMA?いや、ここはPRIMAVERAでしょう。もちろん前述の2モデル、特にカメレオンテはBIANCHIのクロスバイクを語るうえで外せないモデルというのは間違いありません。但し、ビアンキといえばイタリアブランド、アジアでもアメリカでもないイタリアのブランドだからこそデザインできる優雅なカフェ調バイクは他のブランドにはない特徴です。残念ながら2020モデルは日本での展開はありませんが、それまで長きにわたってラインナップされ続けたには理由があります。クロスバイクというよりはシティバイクよりですが、ベスパのようにマニアに愛される1台だと思います。

< 2004モデル BIANCHI PRIMAVERA L このデザインが長く続くこととなります>

< 2011モデル BIANCHI PRIMAVERA L 若干のマイナーチェンジを加えながらも基本は同じ>

< 2012モデル BIANCHI PRIMAVERA L キャリアがボリュームアップ。印象が変わります>

< 2015モデル BIANCHI PRIMAVERA L フレーム形状がこの年から変更。よりフェミニンに>
勝手に編集部ランキング
では独断と偏見で編集部No.1クロスバイクを決めたいと思います(笑)
1位 GIANT(ジャイアント)
やっぱり性能とデザイン、コスパを考えるとGIANTが1番!「ザ・クロスバイク」と呼べるESCAPEシリーズは安定の定番。
2位 SPECIALIZED(スペシャライズド)
SIRRUSは乗った人にしか分からない、中毒性のある魅力があるバイク。スペシャライズドが堂々の2位ランクイン!意外と満場一致です。
3位 BIACHI(ビアンキ)
もちろん本格的なクロスバイクも優秀ですが、イタリアブランドらしいプリマベーラのようなクロスバイクを作り続けたビアンキが第3位!
4位 TREK(トレック)
4位と5位は甲乙つけがたいですが、歴史を考慮しトレックを上に。レースカーを想像させるFXシリーズは年々かっこよくなっていってます。
5位 CANNONDALE(キャノンデール)
キャノンデールは惜しい5位!(あくまでも独断と偏見です)QUICKはアーバンコミューターという言葉が当てはまる都会派モデル。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は数あるブランドの中から厳選して5ブランドを紹介いたしました。
この先もこのブランドがクロスバイクの一種のスタンダードとなると思いますので、ぜひクロスバイクを購入予定の方は参考にしてみてください。