サイクリング前後にチョコを食べよう!チョコが持つうれしい効果とおすすめチョコレート*

甘さと苦さの絶妙なバランスで人々を魅了し続けるチョコレート。1つ食べたら、ついつい2つ3つと食べてしまうみんな大好きなお菓子です。

そんなチョコレートに、サイクリストが喜ぶ効果が詰まっていると言ったらどうでしょう?最高ですよね?

そこで今回は、サイクリストに嬉しいチョコレートが持つ効果と、サイクリングにおすすめのチョコレートをご紹介します

サイクリング前後にはチョコを*チョコ習慣のすすめ

サイクリングは長時間行うスポーツのため、その日の体調が強く影響してきます。そのため、サイクリング前の食事でしっかり補給し、サイクリング後に疲労回復を意識した食事をとることが大切。

チョコレートは補給にも、疲労回復にもぴったり。サイクリングの前後にチョコを食べる習慣をつけることで、パフォーマンスの向上が期待できます。

美味しい思いをしながらパフォーマンスも上がるなんて、まったく嬉しい話ですね。では、チョコレートがどうしてパフォーマンスを向上させてくれるのか、その仕組みを具体的にひも解いてみたいと思います。

サイクリストに嬉しい*チョコが持つうれしい効果

チョコレートの原料といえば、南米原産の植物「カカオ」です。カカオの実は、今からおよそ500年前のアステカ帝国ですでに流通しており、カカオから作ったドリンクを精力剤や薬として飲んでいたそうです。

そして近年、カカオの実が持つ効果が明らかにされ、チョコレートがスポーツのパフォーマンス向上に効果があることが分かりました。

その中でもサイクリングに適した3つの効果をご紹介します。

血管を広げてパフォーマンスアップ

チョコレートの原料、カカオには「カカオポリフェノール」という成分が含まれています。㈱明治と愛知県蒲郡市、愛知学院大学が行った共同研究によると、カカオポリフェノールには血管内の炎症を抑えて血管を広げる効果があり、血流を改善することが分かりました(出典:meijiみんなの健康チョコライフ)

出典:meijiみんなの健康チョコライフ

血流がよくなると、酸素や栄養を運ぶ能力が上がりますので、パフォーマンスの向上につながります。

サイクリング前にチョコを食べることで筋肉の働きを助け、スムーズなスタートを切れますし、サイクリング後の食事と一緒に取れば、栄養を全身に届ける手助けをしてくれます。

テオブロミンで集中力アップ

チョコレートには「テオブロミン」という、独特の苦みと香りを持った成分が含まれています。

テオブロミンはカフェインに似た成分で、集中力をアップする効果があるほか、記憶力アップやリラックス効果を持っています(出典:Dolcerica 香川理馨子著 チョコレート語辞典)

ヒルクライムやタイムトライアルなど、集中して自転車に乗りたいとき、疲労で集中力が切れそうなときにおすすめです。

ちなみに、カフェインと比較すると効果が穏やかで、興奮作用が少ない特徴を持っています(出典:あいち産業科学技術総合センター カカオ製品の生理効果)

抗酸化作用で日焼け対策

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、高い抗酸化作用があり、日焼けの原因となる活性酸素の働きを抑えてくれます(出典:株式会社明治 みんなの健康チョコライフ)

日焼けは、肌の細胞がUVAとUVBという紫外線を受けて起こります。

体内の様々な分子に吸収されるUVAは、活性酸素を発生させることで細胞やDNAを傷つけます(出典:社団法人日本皮膚科学会)

この作用を、内側から防いでくれるのがカカオポリフェノール。

日焼け止めと併用して、外から中から日焼け対策をしましょう!

サイクリングに適したチョコ選びとおすすめチョコ

チョコレートが持つ効果を期待するうえで大事なのがチョコ選びです。

カカオポリフェノールやテオブロミンは、チョコレートの原料であるカカオに含まれる成分なので、カカオ分が高い商品を選ぶとよいでしょう。

では、具体的に見てみましょう。

カカオ70%以上の高カカオチョコレートを選ぶ

カカオ分が70%以上含まれるチョコレートを、一般的に「高カカオチョコレート」と呼びます。

一般的なチョコレートに含まれるカカオ分が50%前後ですから、約20%もカカオ分が多く含まれることになります。

健康効果をウリにする商品が多く、カカオ分が70%~95%まで、様々な種類が販売されています。

カカオ分が多くなると、カカオ本来の渋みや苦味が強くなるので、70%程度のチョコから試してみて、自分に合った割合を選びましょう。

おすすめのチョコレート3選

カカオ分が70%以上含まれる高カカオチョコレートの中から、おすすめの商品を3つ選びました。チョコ選びの参考にしてくださいね。

明治 チョコレート効果72%

カカオ分の高さと美味しさを両立したチョコレート

カカオポリフェノールが一箱に1,900mg含まれている高カカオチョコレート。

高カカオチョコレートの中でも、カカオ分の多さとお菓子としての美味しさを両立しているために根強い人気を持つロングセラー商品。

コンビニなどで手軽に手に入るのも嬉しいところです。

Lindt エクセレンス 90%カカオ

カカオ分90%でもほどよい甘さ。スイスのチョコレートメーカーが作る名品

スイスの老舗チョコレートメーカー、リンツによる高カカオチョコレート。

カカオ分90%という、かなりの高配合率にもかかわらず、食べて見るとあら不思議、ほどよい甘さがあって食べやすいのです。

世界に名を知られるメーカーだけあり、さすがと言ったところ。90%以上の高カカオチョコレートにチャレンジしてみたい方はぜひ。

明治 明治ザ・チョコレートシリーズ

バリエーション豊富な高カカオチョコレート。チョコの特徴が分かるのもGOODです!明治ザ・チョコレートシリーズは、生産地から製造までを一貫して行うBean to Bar製品。種類ごとにそれぞれのカカオが持つ風味を味わえます。

青いパッケージのコンフォートビターは、果実感が控えめで、ビター感が強いチョコ。

オレンジのパッケージ、エレガントビターは果実感が強いフルーティーなチョコ。

チョコレートが持つ嗜好品としての顔が強い商品です。

サイクリストの頼もしいお供、チョコレート

美味しい、嬉しい、癒される、さらにパフォーマンスアップ効果まであるチョコレート。

サイクリングの前後に食べることで日々の調子を上げてくれる、サイクリストに頼もしい存在だったんです。

「漕ぎ出しがしんどいんだよなー」という方や、「疲れが抜けないのよねー」という方、ぜひ一度チョコレートを手にしてみてくださいね。

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