
キッズバイクのあれこれ Vol.2 【ランニングバイクについて調べる】
こんにちは、harutoです。
前回は【初めての自転車選び】と題して、D-BIKE MINIやTOKOTOKO BIKEのご紹介をさせていただきました。
まだ買い替えの時期ではないのですが、今回は来春に買い替えるであろうと想定して色々調べていることを書いていきたいと思います。
ちなみに長女は現在2歳3か月で洋服のサイズは95で、来春には3歳を迎えます。
体格的にも年齢的もペダルタイプの自転車でもいいのですが、せっかくなので流行のランニングバイクを検討中していきます。
ランニングバイクとは?
もう説明不要とは思いますが、ランニングバイクとは「トレーニングバイク」や「バランスバイク」とも言われる「ペダルの無い」自転車のこと。
構造はシンプルで、通常の自転車から駆動部分やブレーキを取り除き、フレーム・ハンドル・サドル・タイヤで構成されています。
自分の脚で地面を蹴って前に進んでいくのですが、ペダルがある自転車と比べて、おもちゃ感覚が強い為、恐怖心なくバランス感覚を養うのに向いてると考えられます。
ランニングバイクの種類は?
今では沢山の種類のランニングバイクが販売されていますが、選定基準を作るために大きく3種類に分けてみましたの参考になれば。
スタンダードタイプ
STRIDER(ストライダー)に代表される、ごくシンプルなランニングバイク。
フレーム・ハンドル・サドル・タイヤ のみで構成され、シンプルである為、個性を出すカスタムパーツなども豊富にラインナップ。
ちなみに、スタンダードの中でも、タイヤの種類(エアタイヤorエアレスタイヤ)やフレームの素材(アルミor鉄)など、細かく分けることができます。
ブレーキ付きタイプ
スタンダードタイプにハンドルブレーキが付いたタイプ。
自分の脚で地面を蹴って進むため、自然減速もしくは靴の裏でブレーキをかけるのスタンダードですがブレーキ付きモデルではバランスと一緒にブレーキングも養うことができます。
リアブレーキのみのモデルが多いですが、中には前後ブレーキ付属のタイプや、オプションで増やせるタイプもあります。
ペダル後付けタイプ
ペダルの後付けが可能で、ランニングバイクと通常の自転車タイプ、両方を兼ね備えたモデル。「へんしんバイク」などが有名ですね。
コストの面からみて、買い替えて2台を所有するよりも1台で長く使えるというのが魅力的。また自分で装着が可能なため、ステップアップ時の対応がすぐに可能です。
フレームサイズは変わらないため、お子さんの成長具合によっては長く使えない場合もあるため慎重に選んだ方がよさそうです。
選ぶ際のポイント
ランニングバイクの種類を一通り分けた後は、細かな部分での選考の基準作りです。どうしても普通の自転車と比較してしまうので、自分の中でもすっきりさせるために整理していきます。
車体の重さ
最初のポイントは車体の重さです。
子供なので重すぎるのは論外、但し、根拠のない軽さは素材や強度の問題で疑問点がつきますので、選考からは外れます。
楽天市場やヤフーショッピングで売れているバイクの重量を一覧にしたのが下図です。ちなみにへんしんバイクはペダルなしの状態での重量です。
STRIDER sport | スタンダード | 3.0kg |
21TECHNOLOGY | スタンダード | 3.0kg |
DABADA BIKE | ブレーキ付き | 4.0kg |
GRAPHIS BIKE | ブレーキ付き | 3.5kg |
SPARKY | ブレーキ付き | 4.5kg |
へんしんバイク | ペダル後付け | 5.3kg |
細かなパーツの仕様などで一概には比較できませんが、ある程度の範囲はわかりました。3kg台であれば軽い方、4kg台になってくると少し重たいというところでしょうか。
タイヤの種類
次のポイントはタイヤの種類です。
タイヤは大きく分けて、ゴムタイヤと樹脂タイヤがあります。簡単に説明するとゴムタイヤは普通の自転車と同じタイヤで中にはチューブが入っています。一方、樹脂タイヤはチューブのいらないノーパンクタイヤです。
ゴムタイヤ | 樹脂タイヤ | |
重量 | × | ○ |
対パンク | × | ○ |
維持コスト | △ | △ |
グリップ力 | ○ | × |
クッション性 | ○ | × |
上記比較はあくまでも主観です。両方を比べて○×をつけているため、どちらかが悪いということはありませんので、あくまでも参考に。。。
コストに関してはゴムタイヤはチューブ交換が必要、樹脂タイヤは使用環境によってはタイヤ交換のスパンがどのくらいあるかが不明の為、引き分けの判断をしています。
快適性を取るならゴムタイヤ、軽さを取るなら樹脂タイヤといったところでしょうか。
カスタム性
最後のポイントはカスタム性です。
これだけ流行っていれば、当然ほかの人と被ります。少しでも被らないとすればカスタムしかありません。STRIDER(ストライダー)などは公式サイトでカスタム提案をしてくれており、 Chavez(チャベス)さんというカスタムパーツブランドもあります。
STRIDER購入して、カスタムすれば早いんですが、ちょっと悔しい(笑)
そこで、趣味人目線でカスタムの範囲が広がらないかを調べてみます。
フレームカラー
結論から言うと、ラバースプレーを使用すれば変更可能です。
ラバースプレーとは自動車のセルフ塗装に使われる、剥がせる塗料です。
剥がせるということは失敗しても簡単にやり直せるということ。ランニングバイクは構造がシンプルなので、塗装自体のハードルも低いものになります。また、気分で簡単に色を変えることができるので、子供と一緒に選ぶのも楽しそうですね。
タイヤ
ホイールの交換はそれぞれのバイクの規格が違う可能性がある為、タイヤで調べてみます。ちなみに樹脂タイヤでは交換ができませんので、STRIDERではホイールのカラーリングラインナップが多いんだと思います。
ではでは、探すタイヤは12インチ。横幅・縦幅の規格は少ないと思いますので、単純に12インチで探してみます。

カラーラインナップが一番豊富なのが、大阪にあるサイクルパークトミー様というショップさんで12インチのカラータイヤが販売されています。オリジナル商品のようなので、既に在庫が無いカラーもあるようです。 お店のホームページから購入ができるようですので気になる方はぜひ。
◀サイクルパークトミーさんのホームページはこちら▶他にもカラーラインナップは少ないですが、使えそうなタイヤがありました。
フレームカラーやタイヤの交換は問題なくできそうです。
ハンドル周りやサドル周りのカスタムも可能ではありますが、ここは素直に専用に販売されているカスタムパーツを使用した方が無難と思われるため、割愛します。
代わりと言ってはあれですが、カスタム性の最後はこちらです(笑)
オプションパーツ
東京ベルのクリスタルベルは価格はリーズナブルですが造りや音がしっかりしているのが特徴。もちろんかわいい!
ベルをつけることによって、走行マナーなど一緒に学んでほしいという願いを込めてランニングバイクでもベルはマスト!
ここまでランニングバイクの検討材料について調べてみましたが、少し長くなってしまったので、本日はここまで。
次回はこれらの材料を元に、ピックアップしたランニングバイクを紹介します。