
<1分あればできる>自転車に乗る前はしっかり点検しよう*シンプルだけど効果的な乗車前点検の方法
こんにちは、チャリクラップ編集部です。
皆さんは自転車に乗る前に「乗車前点検」はしていますか?
自転車はスピードは出るのに、エアバックなどの安全装置は無しという、冷静に考えれば、危険な乗り物です。
そして、少しでもその危険を減らすためには、「自転車の故障」を見逃さないこと。それに必要なことの一つが「乗車前点検」です。
今回は「乗車前点検」について解説していきます!
自転車に乗る前は点検しよう
自転車の点検には大きく分けて二つあります。月単位や年単位で行う「定期点検」と、自転車に乗るたびに行う「乗車前点検」。
そんなに点検が必要なの?? と思われた方も多いかもしれませんが、その気持ちわかります…。日本には「ママチャリ」があり、そのママチャリはとても「頑丈」であることから、錆びるまで点検もせず乗り続けることができますしね…。
でも本来、自転車は「乗り物」ですから、定期的な「プロ」による点検は必要です。
そして、その「プロ」による「有料」の「定期点検」をできる限り効率的に行うためには、「自身」で行う「自力(無料)」の「乗車前点検」が大切になってきます。
点検項目一覧
ではここからは、初心者でも慣れれば<1分>でできちゃう、乗車前点検を紹介していきます。この1分を継続してやるかやらないかで、整備不良による故障や事故の確率が変わってきますのでぜひルーティンにしてみてくださいね。
ネジの固定の確認


ネジは緩みます。特にハンドルの部分(ステム)とサドルの部分(シートポスト)は緩みやすいため、固定されているか確認しましょう。
緩んでいるとカーブを曲がるときにハンドルがきれなかったり、いきなりサドルが下がったりしてしまいます。
ブレーキはきくか

ワイヤーやシューなど、ブレーキの部分には消耗品が多く使われています。しっかりとブレーキがかかるか確認しましょう。
握り幅が合っていないとブレーキを掛けたいときにかからないなんてことも。
クランクは回るか

ペダルをつかんでクランクを回してください。チェーンが緩かったり、締め付けが甘い場合は正常に回りません。
チェーンがいきなり外れると事故の原因となります。
クイックレバーの固定確認

メリットとデメリットがあるクイックレバー。緩みますし、いたずらされやすいため、毎回固定を確認しましょう。
段差などを走行中、衝撃でいきなりホイールが外れるととても危険です。
タイヤの空気圧

空気は自然と抜けます。空気が無い状態はパンクの原因やホイールのゆがみにつながります。パンクの修理もホイールの修理もお金がかかってしまいますので乗車前点検で確認をしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?まとめると下の図のようになります。番号順にチェックしていってもいいですし、お好きな順番でやっていただいても問題ありません。

最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れれば1分以内でできちゃいます!
簡単なことですが、安全とお小遣いのためにはとても重要なことですので、皆さんも覚えてみてくださいね!