
有名ブランドの試乗ができる!サイクルモード2019に出展の人気スポーツバイクブランド紹介!
2019年11月2日(土)~4日(月)の期間、幕張メッセで開催しているサイクルモードインターナショナル2019
最新のアイテムから、今現在、流行しているカテゴリのイベントなど、毎年新たなキーワードで参加者を楽しませてくれる本イベント。一度に多数の有名ブランドのバイクが試乗できるチャンスの場でもあります。
今年も、PINARELLO、DEROSA、LOOKなどの常連組からCANNONDALEやCANYONなど多数のブランドが試乗車を用意していました。
今回はそんな有名ブランドの各ブースの紹介をしていきます。
PINARELLO(ピナレロ)
エントランスから階段を降りてすぐ、ひときわ目立つのがPINARELLOブース。

ブースのフロントには「DOGMA F12 DISK」が展示。
DOGMA F12は、世界最高との呼び声が高いDOGMA F10を凌ぎ、再びグランツールを制覇するバイクとなるべく開発。DIGMA F12 DISKは、歴代DOGMAとして初めてディスクブレーキ専用に設計されています。

DOGMA F12 White TDF 2019
ツール・ド・フランス2019で総合優勝を果たしたチームイネオスのエガン・ベルナルは、その証であるマイヨジョーヌに加え、ヤングライダー賞のマイヨブランも同時に獲得。その白いジャージをモチーフに制作されたスペシャルエディションがこのモデル。

DOGMA F12 British Champion 2019
2019年6月末、イギリス・ノーフォークで行われたロードレースイギリス選手権に於いて、チームイネオスのベン・スウィフトが優勝。2月の落車による大怪我から復活し、彼にとって4年ぶりの勝利。
その勝利を祝い、ピナレロからスウィフトにブリティッシュチャンピオンカラーのDOGMA F12 XLIGHTが贈られました。

試乗車も多数用意されていましたが、開場と同時に長蛇の列が。やはりピナレロ人気は不滅です。

DEROSA(デローザ)
サイクルモードの風物詩ともいえるDEROSAブース。今年もブース内イベントは必見です。アパレルが充実しており、DEROSAライダーでなくとも欲しくなってしまいます。

センターにはKING DISC CUSTOM
画像はUgoの大好きなブルーでペイントされていますが、カラーサンプルのなかから、アップチャージなしで好きな色にできるのはうれしいですね。

IDOL、MERAK、SK
DEROSAは幾度となく名車を時代に合わせて蘇らせてきました。
IDOLやMERAKはその筆頭ともいえる存在。
いつになっても、魅力は衰えません。

カジュアルなアパレルはお値段もお手頃。
パーカーは7,800円(税別)、Tシャツは3,600円(税別)
デザインもシンプルで普段着やほかのスポーツの際にも使用できそう。


LOOK(ルック)
LOOKもサイクルモードの常連ブランド。開場後にはMIHO氏もいてファンの方と記念撮影をしていましたよ。(MIHO氏の写真はありません..)。LOOKはサイクルモードで毎年カタログ買ってしまうんですよね。

LOOK 795 BLADE RS DISCとRS
パフォーマンス、エアロダイナミクス、重量、剛性のあらゆる性能を妥協することなく生み出されたバイクである795BLADE。
従来モデルより23%も衝撃吸収性に優れ、高剛性のディープリムやディスクホイール使用時でも抜群のトラクション性能を実現しつつ大幅に快適性を向上。流行のワイドリムも30mm幅まで対応がいいですね。


LOOK 785 HUEZ RSとHUEZ
LOOK社の威信をかけて開発されたスーパー・クライミングバイク。
軽快なクライミングフィールだけでなく、快適なダウンヒル性能に欠かせない安定したハンドリング性能も持ち合わせており、ヒルクライムはもちろん山岳コースを含んだグランフォンドにも最適。

CANYON(キャニオン)
キャニオンブースはブース内よりも試乗コーナーにスタッフさんがずらり。試乗車も多数用意用意してあり、基本WEBのキャニオンが試乗できるのはサイクルモードならでは。

第102回ジロ・デ・イタリア では最終個人TTでカンペナールツを4秒差で下したチャド・ハガ(サンウェブ)がステージ優勝を飾り、総合リードを守り抜いたリチャル・カラパス(モビスター)が総合優勝の証マリアローザとトロフェオセンツァフィーネを受け取った。

ブースにはジロ・デ・イタリアのリチャル・カラパスモデルが展示。

試乗コーナーにもスタッフさんがずらり。

CANNONDALE(キャノンデール)
オフロードバイクエリアで出展のキャノンデール。TOPSTONE押しの展示でしたが、スタッフさんが丁寧に説明していました。キャノンデールはサイクルモードでなかなか見られないのでぜひ試乗をおすすめします。



CANNONDALE TOPSTONE CARBON
本物のサスペンションを搭載した未だかつてないグラベルバイク。
オフロードでもアグレッシブな走りを失うことなく、オンロードではこれ以上ないスムーズな乗り味を体験させる革命的な超軽量サスペンション「KingPinサスペンション」搭載。
一見するとサスペンションには見えないのですが、その性能はお墨付き。
試乗車も多数用意されていましたが、早々に一杯になっていました。
バイクパッキングにも適した1台であるためこれからますます人気が出そうです。

試乗車も多数用意されていました

KUOTA(クオータ)
ブースというよりは一部のコーナーという感じのKUOTA。展示数も少なかったのですが、毎シーズン安定したバイクを供給している素晴らしいブランド。日本でのファンが多いこともうなずけます。

KUOTA KHAN
KUOTAのフラッグシップモデルとして君臨する「KHAN」
最大のトピックは高弾性な1Kカーボンを素材として採用したこと。この素材の潜在能力を最大限に活かす為の造形が随所に盛り込まれていますが、特にフロントフォークやシートステーが幅広に設計されており振動吸収性とレスポンスの良い走りに寄与しています。先代とは対照的に、一見シンプルに見える新生「KHAN」。進化は細部に宿っています。
GUERCIOTTI(グエルチョッティ)
イタリアのブランド、グエルチョッティ。位置的に見逃してしまいそうでしたが、洗練されたディスプレイは秀逸でした。バイク自体もスマートな印象であまり日本での知名度はないかもしれませんがとても良いバイクです。


GUERCIOTTI E740 Disc
2018 年にキャリパーブレーキモデルでフレーム重量740g とグエルチョッティ史上最軽量で登場したE740 。2020 年よりフラットマウントディスクブレーキを採用し、フレーム重量810g で登場。
GUERCIOTTI NAVIR
NAVIR はセミエアロ形状のオールラウンドモデルです。フレーム素材は、24HM カーボンを採用。場所によって積層を変えることで高強度と高剛性ながら振動吸収性に優れた設計になっています。
GUERCIOTTI EUREKA CX
イタリアナショナルチャンピオンを獲得したセラ イタリア・グエルチョッティ・シクロクロスチームやドイツナショナルチャンピオンを獲得したステイラーツ・ヴェローナ・シクロクロスチームからのフィードバックを受け開発。
FACTOR(ファクター)
プロコンチネンタルチーム、UCIプロチームにもバイクを供給しているファクター。CORIMAと同じブースでしたが、見ごたえのあるブースでした。パーツ販売もしていましたので楽しめるブースになっています。



<FACTOR>
2007年にレーシングカー、航空宇宙産業に関わるイギリスのエンジニアリング会社「bf1systems」から誕生。
2009年にはその工学技術を通じて革新、スピード、高性能にこだわって開発された「Factor001」を発表。
その後2013年に現行モデルの開発の基準となった「Vis Vires」を発表。翌年には現行モデル「One」「One-S」「O2」の開発に着手。
そして、2016にはプロコンチネンタルチーム「One Pro Cycling Team」がFactorを使用し好成績をおさめている。
さらに2017年よりフランスのUCIプロチーム「AG2R La Mondiale」が採用するなど注目を集めている。
現在のオーナーはTDFグリーンジャージの獲得経験を持つ「Baden Cooke」、テストパイロットには「David Millar」と良質なバイクを開発する面では申し分ない組みあわせ 。
YONEX(ヨネックス)
一般的にはテニスやバドミントンのラケットで有名なヨネックスですが、カーボンロードバイクでも人気を集めています。ヨネックスカラーのカーボンフレームは見ていて飽きませんね。




YONEX AEROFLIGHT
空力性能追及デザインで830gを達成。瞬時の加速と高速巡航を可能にするヨネックスのハイエンドモデル。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これだけの規模で有名ブランドの実車を見たり試乗したりできるのはサイクルモードならではないでしょうか。
サイクルモードインターナショナル2019については他の記事でも紹介していますので、ぜひ合わせご覧ください!